30年以上疎遠だった父の死後に届いた多額の請求(西原町のご相談)
ご相談内容
西原町にお住まいの方から、次のようなご相談をいただきました。
依頼者が小学生の頃に両親が離婚して以来、父親とは30年以上にわたり音信不通の状態が続いていました。そんな中、父が単身で暮らしていた賃貸アパートで亡くなったという連絡を受けました。死後に判明したのは、父が複数の金融機関から借入をしており、さらにアパートの賃貸人からは清掃費や修繕費などの請求も届いていたことでした。突然のことで、どのように対応すればよいのか分からず、当事務所にご相談いただきました。
ご依頼内容
父との関係は長年途絶えており、まさか借金まで相続することになるとは想定していなかった依頼者から、「債務を相続せずに済む方法を取りたい」とのご依頼を受けました。相続放棄の手続きに関するご相談でした。
対応と結果
依頼者と被相続人(父)との疎遠な関係や、死亡の経緯、債務の内容などを整理し、家庭裁判所へ相続放棄の申述を行いました。債務の存在を知ってからすぐにご相談いただいたことで、申述期限(3か月)内の手続きが可能となり、無事に相続放棄が受理されました。これにより、金融機関や賃貸人からの債務請求を一切引き継がずに済みました。
西原町で相続放棄をお考えの方へ
相続放棄の申立先は亡くなった方の最後の住所地の裁判所
亡くなった方が西原町以外に住んでいた場合、その地域を管轄する家庭裁判所で手続きを行う必要があります。
まず住民票除票などで管轄裁判所を確認し、必要書類を揃えて郵送等で申立てを行います。
弊社では遠方の弁護士への相談・依頼も可能です
相続放棄の手続きは、弁護士が全国対応で受任できます。当法人でも電話相談を受け付けており、ご来所は不要です。
委任状や本人確認書類などのやり取りも郵送で対応可能ですので、遠方にお住まいの方も安心してご相談いただけます。
コメント